大船渡訪問記
数年ぶりに大船渡を訪れました。二泊三日の滞在。盛岡は曇っていたのに沿岸部はからりと晴れて、青空に紅葉した山がくっきりと映える三陸風景に心躍りました。
今回の訪問の目的は「メイドイン大船渡」の製作チームとの再会。そして製作準備です。
街の中心に新しくできた「キャッセン大船渡」(キャッセンはいらっしゃい💕の方言からとった名前です。)の多目的ルームで待ち合わせをし、いよいよ再会の時!
愛しの大船渡のお姉さま方との再会は嬉すぎて舞い上がってしまいました。
久しぶりの皆揃っての製作やっぱり楽しいんですよねえ。さすが!複雑な説明も即座に理解してくださたのには感激でした。言葉の間にある感覚を伝えることこそ技術の伝承につながるのだなーなんて大げさに考えちゃいました。ZOOMだと伝わらない手先の強弱などを繊細に感じ取れるのは、対面しているからこそ。こうしてブランクを全く感じる隙間もなく、自然な流れでスイスイと作業が進みました。
キャッセン大船渡の中にはお菓子屋さん、カフェなどが並び、以前よりも一層明るい雰囲気が漂っていました。それだけで胸が熱くなりました。キャッセンの一角に素敵な雑貨屋さん「鬼椿市民雑貨店」があります。ご夫婦でお店をされており、奥様の真奈美さんとお会いすることができました。
とても親切にご対応くださり、なんと編みのサコッシュ&サンダルをお店で販売していただけることとなりました。
次々と新しいものが生まれている大船渡市ですがワイナリーも誕生したようです。ワイナリーがお休みで残念でした、アップルワインをいただきました。「りんご屋まち子のアップルワイン」
秋刀魚が旬の大船渡。秋刀魚の焼き魚を堪能しました!
次なる目標は、春先に開催するレザーの手縫いワークショプ in 大船渡です。手先の器用な製作チームメンバーと楽しい企画を作り上げたいと思います。今から楽しみです。
今回もまた、陸前高田市に寄り道して帰ることにしました。「発酵テーマパークcamocy」を訪れました。発酵に関わる食材がカフェテリア形式にいただける素敵なレストランです。パン、ビール、お惣菜などなど。光が差し込む木造の建物内でいただく美味しいお食事。窓の外には開けた景色。悲しい気持ちと嬉しい気持ちが交差するのをかみしめるしかありませんでした。また訪れよう。