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何必館を訪ねる

かねてから気になっていた、何必館(かひつかん)に立ち寄った。祇園の大きな通り沿いにある狭い敷地に建ったビル丸ごとが美術館になっている。

各階には北小路魯山人の書や器が丁寧に飾られており(今回は魯山人展開催中だった)、最上階は丸い吹き抜けのある開放的な空間の隣がお茶室になっている。観光客の喧騒はなく、しっとりとした時間が流れる。

こちらが飾ってあって、私はこの言葉を有り難く頂戴し持ち帰ることにした。

「坐辺師友」というのは身の周りのものから学ぶということらしい。

ホームページなどに書かれた館長さんの梶川芳友さん、キュレーターの梶川由紀さんの丁寧で品格のある言葉に出会えたのは大きな収穫であった。言葉との出会いが最近身に染みる。

...窓拭いて、お花でも飾ろうっと。来てよかった。本当に。