高井戸芸術祭2024 ①
京王井の頭線高井戸駅前に聳え立つ真っ白な煙突のたもとで
「高井戸芸術祭2024」が
そして、とても幸運なことに私の作品も参加させていただくこととなりました!!!
芸術祭のテーマはこちらです。
「Yes in my back yard」
『高井戸は駅前の杉並清掃工場建設をめぐって1974年の和解まで長年継続議論された、
いわゆる"東京ゴミ戦争"の舞台となった歴史をもつ街でもあります。
NO!からYES!へ。
住民と都市がネガティブな存在をポジティブに受け入れたからこそ、
清掃工場の煙突は今や高井戸のシンボル的存在となったのだと思います。
(中略)ReconstRucted Reuse (リユースへの関心の再構築)を今年のメインテーマとし、
高井戸芸術祭の特徴でもあるゴミとは何か?
アートとは何か?
といった問いかけをベースに、リユースとは何か?への関心の再構築を試みます。』(紹介文より)
私、逢坂綾の作品は革のバッグを製造する際に生じる革の端切れを使用しています。
また長期使用できる革の長所も合わせて、
さて、NIMBY(ニンビー)という言葉をご存知ですか?
私は全く知りませんでした。
「Not In My Back Yard」(私の家の裏には御免)
ウィキペディアによれば1979年にアメリカの新聞記事に掲載された言葉とのことで、
地域住民が自分たちの地域に提案されたインフラ開発に反対するも、
もしそれが遠くに建設されるのであれば容認するといった、
人々の態度を揶揄する意味合いが込められています。
この人間の持つ観点(nimbyism) は原子力の再処理施設や移民問題など、
時には保育園建設でも見受けられるように感じます。
だからこそ「Yes」の持つ重みを感じずにはいられません。
私もアートを通じてゴミ問題や自らのnimbyismはどうなっているのか、
向き合いたいと思います。
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開催日時
2024年9月29日(日)から10月12日(土)
水~金19:00~22:00、土・日13:00~17:00
※期間中10月6日及び10月12日のみ全会場開催予定
※雨天決行
参加アーティスト
百瀬文、逢坂綾、名和晃平、林田真季、青崎伸孝、Rirkrit Tiravanija、
Ryan Gander、玉山拓郎、トモトシ、丹羽良徳、峰尾有紀、毛利悠子、淺井裕介
開催会場
Alocasia (東京都杉並区高井戸東2-29-15)
喫茶マカボイ (東京都杉並区高井戸2-26-7)
STUDIO VISIT(東京都杉並区高井戸西2-1-25高井戸駅前ビル2階)
snip (東京都杉並区高井戸西1-5-35)
第六天神社 (東京都杉並区高井戸西1-7-2)
株式会社ませぎ型紙製作(東京都杉並区高井戸東3-7-2 Tk高井戸ビル4,5階)
Coffee Beans Shop 高井戸(東京都杉並区高井戸西1-5-43)
参加費用
鑑賞無料 ※一部店舗入店ワンドリンクオーダー制
関連イベント
9月29日(日)13時~17時 林田真季ワークショップ
※事前募集にて開催
9月18日(水)~ 新木場&夢の島わくわくおさんぽアートフェス2024とのクロス展示開催